【介護予防コラム⑤】
ストレッチで柔軟性を高めて、怪我や痛みを予防しよう
最近の外出自粛で活動範囲が狭まり、体を大きく動かす機会が減っているのではないでしょうか?
普段習慣的に運動を行っていないと、使われていない筋肉や関節が徐々に硬くなってきます。筋肉や関節が硬くなると、運動時に怪我をしやすかったり、痛みにつながったり、転倒の原因になったりします。健康を維持していくためには、この柔軟性を保つことが大切なんです!
Table of Contents
柔軟性を高めるには
柔軟性を高める方法は下記のようにいくつかの方法があります。
・ストレッチ
・マッサージ
・呼吸法(ヨガなど)
ストレッチは筋肉や関節を伸ばし、血行を促します。今回は、1人で手軽にできるストレッチをお伝えします!
ストレッチのコツ
効果的で安全なストレッチを行うコツは、痛みがない範囲で、息を吐きながらゆっくり筋肉を伸ばしていくこと。
運動前のストレッチは少し弾みをつけて、運動後のストレッチは弾みをつけずに時間をかけて行います。
肩こりストレッチで実践してみましょう!
今回は、首や肩の筋肉を伸ばし、頭痛や肩こりを改善するストレッチをご紹介します。
首を伸ばすストレッチ

首を前後に曲げて筋肉を伸ばします。
ポイント:首の力を抜き、手を補助的に使って首周りの筋肉を伸ばします。

首を左右に倒して筋肉を伸ばします。
ポイント:痛みがない範囲でしっかり伸ばします。このときも首に力を入れて曲げるのではなく、手を使って倒します。
肩まわりを伸ばすストレッチ

肩をギュッとすくめて、ストンと力を抜きます。

手を組んで上・前・後ろにしっかり伸ばします。
ポイント:呼吸を止めないように気を付けます。
仕上げのストレッチ

右手で左手の手首を持ち右側に引っ張ります。そのまま首を右に倒して首肩の筋肉を伸ばしていきます

首をぐるっと1周ゆっくりと回します。
一通り終えみていかがですか? 頭痛や肩こりも少し軽くなったのではないでしょうか。
まとめ
ストレッチは痛みのない範囲で自然な呼吸で行いましょう。
痛みがあるときは、軽めに行い、良くならないときは専門家(医療機関)へ相談しましょう。
柔軟性を維持して健康寿命を延ばしましょう!
今回の執筆者は…
レッツリハ!サンピアン店
作業療法士 坂口亜姫
レッツリハ!では、定期的な身体能力チェックを行い、科学的な評価をもとにしたリハビリを行っています。
ご興味のある方は、ぜひ各店舗までお気軽にお問い合わせください。